美容事故を起こさないために!
美容室でのパッチテストについて
美容室でのパッチテストが業界では義務化されています・・・おお!!
アレルギー体質、アトピー性皮膚炎の症状をお持ちの方が多くご来店頂く理学美容院ナチュレとしてパッチテストに焦点を当ててみようと思います。
美容室で行うパッチテストの方法
パッチテストを行うに当たり、次のような注意から始まりますよ~!
毎回必ず48時間前にパッチテストをしてください。
ヘアカラーリングの2日前(48時間前)には、次の手順に従って毎回必ずパッチテストを行ってください。パッチテストは染毛剤にかぶれる体質であるかどうかを調べるテストです。過去に何回も異常なく染毛していた方でも、体質の変化によりかぶれるようになる場合もありますので、毎回必ず行ってください。
使用説明書(ほぼ全てのカラー剤に表記されている内容です。
ご使用の際は必ず最後までよく読んで正しくお使いください。
・ ヘアカラーはまれに重いアレルギー反応をおこすことがあります。
・ ご使用の際は毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。
・ 今までにヘアカラーでかぶれたことのある方は、絶対に使用しないでください。
使用上の注意
- 次の方は使用しないでください。
① 今までに本品に限らずヘアカラーでかぶれたことのある方
② 染毛中または直後に、じんま疹(かゆみ、発疹、発赤)あるいは気分の悪さ(息苦しさ、めまい等)を経験したことのある方
③ 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の結果、皮膚に異常を感じた方
④ 頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中等)
⑤ 頭、顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚病がある方
⑥ 腎臓病、血液疾患等の既往症がある方
⑦ 体調不良の症状が持続する方(微熱、倦怠感、動悸、息切れ、紫斑、出血しやすい、月経等の出血が止まりにくい等)
とあります、ヘアカラーを行って違和感を感じた方は、もうヘアカラーをするな!と書かれている様ですね!
用意する物です!
- 実際に染めようとしているヘアカラーの第1剤と第2剤
- 綿棒
- コットン
- 第1剤と第2剤を混合する小皿
(染毛剤によっては、専用の容器が付いていたりします。)
それでは、パッチテスト開始~!
第1剤と第2剤を指定された割合でとり出します。
(製品によって混合の割合が異なりますからご注意してください、説明書をよく見て下さいね!)
とり出した第1剤と第2剤を、新しい綿棒で混ぜ合わせテスト液をつくります。
テスト液を綿棒にとり、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗って自然乾燥させます。
テスト液は乾くまで衣服につかないように注意しましょう。
30分くらい放置しても乾かない場合は液のつけ過ぎです。余分な液をコットンやティッシュペーパーでこすらないように軽くふきとります。
そのまま触れずに48時間放置します。(時間を必ず守ってくださいね、とても大切です。)
テスト液を塗ったところは絆創膏等で覆わないでください。
テスト部位の観察はテスト液塗布後30分くらいと48時間後の2回行ってください。
テスト時間中、テスト時間が終わり、塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水疱、刺激など皮膚の異常を感じた場合には、手などでこすらないで、すぐに洗い落とし染毛はしないでくださいね。
48時間経過後、異常がないことを確認したうえで、すぐにヘアカラーリングします。
期間が空いてしまうと、その間に何らかの感作を促してしまう状態になってしまう可能性が有りますからねー!
(大丈夫だった時に行う事です。)
皮膚アレルギー試験(パッチテスト)は、ヘアカラーを使用してアレルギー反応が起こるかどうかを染毛の前にお客様自身で確認できる最も有効な方法です。これまで問題なく使用してきた製品であっても、アレルギー反応はある日突然に起こることから、毎回必ず、染毛の48時間前から実施する必要があります。セルフカラーを行う時も同様なのですよ!
パッチテストの詳しい手順は、お使いになる製品の使用説明書に詳しく記載されています。
必ず、使用説明書を良く読み、正しく行ってくださいませ。
まずはヘアカラー剤に記載されている注意書き・使用説明書について、
美容室で行うとされている、パッチテストの方法を書かせて頂きました。
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