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美容事故を起こさないために!②

前回は、美容室で行うパッチテストについて書かせて頂きました!

 

パッチテストって

接触性皮膚炎や薬疹の原因物質を確かめるため、疑いのある物質を背中や腕に貼布(てんぷ)して反応を調べる方法の事です。

 

今回は、病院で行う医療に基づいたパッチテストの方法を紹介させて頂きます。

 

あらかじめ原因と考えられる物質をパッチテストユニット(絆創膏に皿を載せたもの)に付けておきます。(一度に20種類くらいのテストが出来ますよ!)

           

 

・通常、背部(傍脊椎部)の外見上正常な場所に48時間貼布します。

・アレルゲンは上背部や上腕外側に貼布することが推奨されています。

・貼布後、シャワー、入浴、スポーツ、発汗の多い労働は控えるようにします。

・パッチテストの判定は複数回実施することが推奨されています。

 

貼布した48時間後にパッチテストユニットを除去し、テープ除去に伴う刺激反応が消退する約1時間30分~2時間後に1回目の判定を実施し、その後72時間後、又は96時間後、そして1週間後に判定を行います。

 

48時間はパッチテストにより、色が黒くなったり白くなったり、傷あとが盛り上がることがあります。

検査を実施する前には、このようなパッチテストの危険性がありますので、患者さんが同意した上で検査を行う必要があります。

 

とあります。パッチテストによって支障が起こる可能性が有る事を事前に伝えるのですね!

 

病院で行われるパッチテストは、まだ有りますよ! 

1、プリックテスト

即時型アレルギー症状の原因を特定するために行う検査です。

プリックテスト・スクラッチテストは、特定の薬剤や食物の摂取後に起こる、口腔違和感や蕁麻疹、アナフィラキシーショックなどの即時型アレルギー症状の原因を特定するために行う検査です。

その安全性や有用性、簡便さから欧米で高く推奨されています。 プリックテストにより、蕁麻疹などの原因となった食物や薬剤を明らかにすることができ、さらに今後注意すべき同じような症状を誘発する食物や薬剤を知ることから、今後の生活がより安全なものになることを目指します。

患者様の前腕屈側でプリックランセットなどによりアレルゲンを少量皮膚に入れ15分後に出現した膨疹径を測定します。

プリックテストは細い針を前腕屈側に刺して小さな孔をあけ、その上に調べたい抗原(アレルギーの原因物質、例えば果物、野菜、小麦、薬剤など)を置いて、蕁麻疹に似た皮膚症状が出現すれば陽性であると判定します。

 

2、スクラッチテスト

スクラッチテストは、プリックテストが 陰性の場合に行う検査です。

プリックテストで用いた細い針で出血しない程度に4mm程度の傷を前腕屈側の皮膚につけその上に試薬やアレルゲンを載せます。プリックテストよりたくさんの抗原が皮膚に入るので、プリックテストでは誘発できなかった反応を誘発することができます。

 

病院では長時間密閉して行う検査と皮膚内に直接入れ、短時間の反応を診るものと有ります。反応の結果はお医者様が症状を診て判断されます。

 

医師免許有っての検査方法ですね!

 

過去に美容室でかぶれ、肌荒れなどの様な症状を感じた場合、その時の薬剤が本当に合わない物なのか?施術の問題なのか?判断する為にも、使用薬剤を少量分けて頂き検査できる病院にてパッチテストを行えると大きな美容事故に繋がらないと思います。

 

少しでも美容事故が減ってほしいと願っています。

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