過敏症は要注意!
過敏症は要注意
化学物質過敏症は化学物質に対し過剰に反応を起こしてしまう症状を言います。
反応物質が化学物質である場合、反応物質との接触を回避する事で反応を引き起こさずに済むことが可能です。(現代においては本当に大変ですが・・・)
しかしながら、近年お客様に多発性過敏症(医学用語では有りません)の方が増えてきました。
多発性過敏症とは、あらゆる刺激に過剰反応してしまう体質異変と解釈しています。
果実過敏症、光過敏症、匂い過敏症、温度過敏症、電磁波過敏症や、化繊の衣類を着ると痒くなる、下着などの圧迫部分が赤くなり痒くなる、軽く引掻いただけでミミズ腫れになる、強い光を浴びると肌が赤くなる、熱いお湯に入ると真っ赤になって湿疹が出る等々、通常では起こり難い症状が次から次へと出てきます。
上記内容も普通に時々起きる症状でありますが、多発性過敏症の方は症状の出る範囲が広く、強い症状が出る様になります。
更に反応物質に一定性が無く、あらゆる物質に反応してしまう様になっています。
最近利用者が多くなっている、植物性の天然染毛剤(ヘナ等)は毒性、刺激性は非常に低い物ではありますが、たとえ天然成分の染毛剤であっても多発性過敏症の方が、頭髪だけで無く頭皮にまで塗布を行うと、接触の刺激から、頭皮に痒みを伴う炎症を発症する事もあります、同時に発汗、手の震え等の症状まで出てしまうと深刻です。
過敏症の症状が見受けられたならば、不要な刺激を伴う行為を出来る限り避ける事が望ましいですね。